
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! の感想をしたためていきます。ネタバレしてるので、先に本編を見てね
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ガンガンオンライン次回更新予定日は6/6(喪222後編)純粋なるバカ
あらすじ
優しくしてくれるサチに懐く紗弥加。朱里はほんの少しジェラシーを感じ……。
恋慕と友情の間
前回の修羅場を乗り越え続き。姉バレしてしまい悲嘆に暮れる智貴を眺めつつ、サチはもこっちと智貴が本当に姉弟だったことに驚きます。
場の空気が硬直した隙をうかがい、ゆりちゃんはこの場からの脱出を画策。ところがまこっちに鋭く呼び止められ逃げられなくなってしまいました。まこっちこれは一体……!?
サチは朱里に、智貴と吉田さんがいい雰囲気にならなかったことを呼びかけ、朱里も朱里でサチと同じ喜びを抱いていることを確かめ合い、微笑み合うのでした。同じ男を愛した女だからだ……。
それを見た紗弥加さん、(紗弥加視点では)優しいサチに懐いたためか、彼女のためになんでもする宣言。親友?から思わぬでもない裏切りを受けた朱里でしたが、紗弥加はやはり朱里の味方であると宣言してくれました。
ところが紗弥加は智貴とサチの恋路を応援すると宣言した途端、胸の内にちくりとした痛みを覚えます。そう、それは自覚しえない恋のうずき……察してる朱里がカワイイ。
紗弥加ことザコに懐かれたサチ、とりあえず頭数の一人として美馬軍団への加入を許容。なにその軍団……同族はまこっち、ザコ1にキバ子、ザコ2に紗弥加という万全の布陣です。軍団からマキゴミとノリカスは除名されてました。
サチは紗弥加の手を握り、褒めちぎったりして甘い言葉で紗弥加を懐柔。軍団に取り込むことに成功するのですが、本当にそれでいいのか? 照れまくる紗弥加がカワイイ。
それを眺めていた朱里は、照れる紗弥加にちょっとしたジェラシーを覚えます。明らかにお節介ながら朱里のために生きてきた紗弥加が他人に懐くのを見て、嫉妬してしまう朱里。あら~
ふと、朱里は自身の行動を省み、最近の自分が紗弥加を褒めてあげていないことに気が付きました。犬かな?
紗弥加が親友だから、それに甘えて与えてもらってばかりの自分に気が付きます。試練ばかり与えられているような……今までの仕打ちを受けてこういう心境に至れるのは、朱里もやばい気がします。
善と悪の果てしないバカ
呼び止められて不満顔のゆりちゃんに、一緒に居たかったからと笑う魔王ことまこっち。あら~?
その様子を見て、紗弥加とサチはあの二人もそうなのかと思案。どうやらネクラのゆりちゃんの方が怪しいという会議の様子を本人の前で一部始終大っぴらにしてしまう紗弥加。予想以上のバカさ加減に呆れるサチ。門下に招いたのは失敗だったのでは……。
紗弥加は智貴の好きなところをサチに尋ねます。あらコイバナ。そこを向けられると、サチは言葉を濁してしまいます。教えてくれさい!
逆に二人にも尋ねるサチ。紗弥加は朱里の智貴の好きなところはち〇ち〇と唐突な下ネタをぶつけます。思わず愛想笑いをするサチでしたが、否定もフォローも無く会話が終わってしまうことに驚愕するサチ。えっチ〇コなの?
好きな人の好きなところはち〇ち〇。常軌を逸した会話の顛末に、サチは改めて二人の様子を観察します。すると、何年もバカに付き合うことで疲弊し切った朱里の様子を発見。その冷たい視線に気が付かない隣の朱里は当然ながらバカの顔! まっすぐで純粋なバカの眼差し! ちくしょう読者には肯定するしかできないぜ!
同じバカ代表のキバ子と比較すると、元々キバ子は悪寄りの無邪気バカ。サチの邪気を注入することでほんの少し空気を読めるまともなバカになったようです。てめえか犯人はー!
一方の紗弥加は善なるバカ。邪気すら立ち入れない良いバカは、サチの考える女の世界では生きて行けないのです。バカ二人の清々しいコマ好き。
あっさり紗弥加を切り捨てるつもりのサチに、悪いバカことキバ子から連絡が。サチはその場を離れます。
というわけで貧乏神こと紗弥加は朱里の下に戻ってきたのでした。元鞘だな!
善なるバカの恐ろしさ
紗弥加というキャラクターはポテンシャルが凄いですね(良いとは言ってない)。
バカにも種類があります。善なるバカと称された紗弥加ですが、悪なるバカことキバ子より周囲にもたらす被害は甚大という恐ろしさ。
次回はキバ子から話が動き出すことになるんでしょうか。智貴のメンタルは回復できるのか。キバ子グルメ編でもいいよ。
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