あつまれどうぶつの森
あつまれどうぶつの森に登場するサカナについて、いろいろとしたためていく。

ゲーム内の出現頻度については主観です。


タナゴ
 コイ目・コイ科・タナゴ亜科・タナゴ属に分類される淡水魚の一種。

特徴
 体長6~10センチ。体色は銀色で、肩部には不鮮明な青緑色の斑紋、体側面に緑色の縦帯、背びれに2対の白い斑紋が入る。口角に1対の口髭がある。
 オスは繁殖期になると婚姻色と呼ばれる色になる。エラ蓋から胸びれにかけて薄いピンク色、腹面は黒くなり、尻びれのふちに白い斑点が現れる。

タナゴ

 以前は霞ケ浦などで大量に漁獲されたが、オオクチバスやブルーギルの繁殖で激減した。

ゲーム内
 北半球における出現時期は1月~3月、11月~12月のどの時間帯でも。川に出現する。魚影は最小。売値は900ベル。頻繁に出てくるので、獲得には困らないはずだ。


オイカワ
 コイ科に分類される淡水魚の一種。

特徴
 成魚は体長15センチほど。背中は灰青色、体側から腹側は銀白色、体側に淡いピンクの横斑点が数本入る。三角形の大きな尻びれをもつ。背中の背びれの前に黄色の紡錘形の斑点がある。
 オスのほうがメスより体が大きく、尻びれもオスが大きい。5月~8月頃の産卵期には体色が緑色に変化する。この時期には各ひれが伸長する。

オイカワ

 河川では水温の低い上流部を除き、ほぼ全域に生息。一般に水の澄んだ河川に多いが、流れがあれば汚染の進んだ河川でも見られる。主に付着藻類、水生昆虫を食う雑食性。

ゲーム内
 北半球における出現時期は1年中、朝9時から夕方16時まで。川に出現する。魚影は最小。売値は200ベル。タナゴよりもよく出てくるはず。


フナ
 コイ目コイ科コイ亜科フナ属に分類される魚の総称。ゲームに登場するのはおそらくギンブナという種類。地域ごとに体型や体色が異なるため、典型的なギンブナというものは存在しない。

特徴
 背びれは1つ、ひれの棘条はやわらかくしなやか。背中側の体色は光沢のある黒色か褐色、腹側は白い。全体的な外見はコイに似ているが、口元にはヒゲがない。また、コイに比べ頭が大きく、大高も高い。体長は10~30センチ程度だが、種類によっては40センチを超えるものもいる。

フナ

 主に河川の中流域から下流域、湖沼に広く生息する。とくに泥低を好み、底生の小動物や藻類を食べている。水質の汚濁にも比較的強い。

ゲーム内
 北半球における出現時期は1年中、どの時間帯でも。川で出現する。魚影は小。売値は160ベル。これもよく釣れる。



ウグイ
 コイ目コイ科ウグイ亜科に分類される淡水魚。

外見の特徴
 成魚の体長は30~50センチ。側面型は流線形。体色は全体にこげ茶色を帯びた銀色で、体側に1本の黒い横帯が走る。腹部は繁殖期以外には銀白色。各ひれは黄色味を帯びる。春になると雌雄ともに鮮やかな3本の朱色の条線を持つ独特の婚姻色へ変化する。これにより、アカウオやサクラウグイという異名も持つ。

ウグイ

 全国に分布するが、生息魚種が少ない河川で優先する傾向がある。河川の上流域から下流域に幅広く生息。

ゲーム内
 北半球における出現時期は1年中、夕方16時~翌朝の9時までと夜型。川に出現し、魚影は中くらい。売値は240ベル。黙っていても釣れる。


コイ
 コイ目コイ科に分類される大型の淡水魚。

外見の特徴
 フナに似ているが、頭や目は体に対して小さい。また、上あご後方および口角に1対ずつ触覚や味覚を感知する口ひげがある。体長は60センチ、最大で100センチに達することもある。雌雄の判別は外見だけでは難しいが、メスに比べてオスのほうが頭が大きい、オスのほうが体がやや細くて胸びれが大きく角ばっている。

コイ

 河川の下流部や湖、沼を中心にさまざまな環境に生息するが、ほとんどは移植放流によるもの。古くから食用魚としてはもちろん、色彩変異個体を錦鯉として親しんできた。食用の養殖は長野県が有名。

ゲーム内
 北半球における出現時期は1年中、どの時間帯でも。池に出現し、魚影は大きめ。売値は300ベル。池に大きな魚影があればたいていこいつ。