わたモテ17巻
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! の感想をしたためていきます。ネタバレしてるので、先に本編を見てね
アプリ版ではないので、なんか2回遅れになりました。なんで?(不満)

ガンガンオンライン次回更新日は5/7

深夜の部屋模様


あらすじ
 合宿3日目の夜、810号室と813号室の様子が描かれる。


えみりは語る
 タイトルは「810号室」。そう、ゆりちゃん、加藤さん、うっちーの部屋のことです。3人は就寝している……と思いきや、加藤さんがゆりちゃんに話しかけます。加藤さん、喪172で発生したゆりちゃんが下着を握りしめて笑っていた件に言及。ここまでなぁなぁで来ていたようですが、斬り込んできました。

 ゆりちゃんは返す言葉がありません。もこっちとの共通項を見出し、それがおかしくなったというのは、一から説明するには複雑な感情だからです。本人だけわかるものってよくあると思うので、言語化するのは難しいのでしょう。

 説明を諦めたゆりちゃんは適当にごまかすことに。思い出し笑いをしただけだと言い訳をしますが、加藤さんはさらに詰めてきます。もこっちのことを思い出していたというゆりちゃんに、なぜ自身の下着を見てもこっちが出てくるのか? というところまで迫ります。

 ゆりちゃん、これには困ります。この場にいないまこっちがいてくれれば、うまく話の流れを逸らしてくれたんでしょうが、この事態はもうゆりちゃん自身が何とかするしかない……

うっちー「修学旅行の最後の晩……私はある女と同室になった」

 お、おう……何やら語りだしたうっちーは修学旅行のキモい記憶を二人に説明。ある女に自身がパンツを盗まれた、と。その犯人の女、もこっちは何も答えずにニヤニヤ笑うばかりだった、と。

 うっちーは過去の事件と今回の事件に共通項を見出します。被害者の加藤さんとうっちー、加害者のもこっちとゆりちゃんという、時間を離れた奇妙な行動の一致。そこから導き出される結論は、加藤さんのパンツを触媒に黒木のキモ霊(生霊的な何か)がゆりちゃんに憑依、ゆりちゃんの笑みを生んだのだ、と。
(火曜サスペンス解決のBGM)

早くー!


夏帆と明日香
 続いては813号室。鏡に向かってメイクをするKAHOを横目で見つめる伊藤さん。空き時間でもメイクに余念のないKAHOと、自身のギャップに軽く衝撃を覚えている様子。こみさんとの会話の内容に偏りが見られます。かっこの方は伊藤さんの主な趣味でしょうか。少女趣味かわいいなぁ!

 伊藤さんが直接KAHOにメイクの理由を問いただすと、自身の一重まぶたにコンプレックスがあり、友達に教わったメイクを毎日やっているとのこと。
 ここ、寝る前にわざわざアイプチをするというのは、まだ二人に遠慮があるということなんでしょうかね。当然ながら合宿で話すようになってすぐにコンプレックスを曝け出せる人は少ないはず。

 その会話の流れで、KAHOは伊藤さんにその二重にするメイクを提案し、さっそく実践することに。二重のラインを作り、ノリをつけてまぶたの肉をくっつける3ステップを敢行。いやぁわかっちゃいるんですけど、絵とはいえ目の近くをイジるというのはちょっとゾワゾワする描写です。ジョジョならサボテンのトゲとか刺さりそう

 そのメイクを伊藤さんに施している最中、KAHOは、かつて同じメイクのやり方を教えてくれた友達のことを脳裏に思い浮かべます。自身のコンプレックスを和らげる術を授けてくれた、大切な友達のことを……。

 メイクを終えて満足げな微笑みを浮かべる夏帆は、かつて友達にかけてもらった(はずの)言葉を伊藤さんに送ります。「はい できた」

 かくして二重まぶたの伊藤さんお目見え。ちょっと照れくさそうな二重伊藤さんいい! いけるぞ! タイトルも夢じゃない!

 そこに、シャワーからあがったこみさんが登場。いつもと雰囲気が違う伊藤さんをじっと見つめます。伊藤さんも黙って見つめ返すところ、彼女の強い期待がうかがえるひとコマ。しかしこみさん、絶好のホームランボールを打ち損じる「整形した?」というしょっぱい一言。おめえはよお!

 こみさんの無礼な物言いと伊藤さんの怒り眉の返事のやり取りが実に素敵。こみさん自身は二重まぶたなので、この辺りの心情は良く分からないのだと思われます。すぐにまぶたに気づいたのはさすがですけど。

 KAHOが「プチ整形でもなくすぐに落とせる」と説明すると、納得したこみさんは某有名野球解説者を引き合いに伊藤さんの二重を称えます。彼の人気は見た目っていうかそのキャラクターというか……まぁ伊藤さんが納得したからいいでしょうよ。大天使だからな 今後伊藤さんが二重になってたら事件

 最後のページの感じ、さすがの名バッテリーと言うべきでしょうね。KAHOもトリオがいけそうなくらいの親和性ですから、このまま友情を育んでいただく(決定事項)。


幕間も実に魅力的
 KAHOというキャラクターの背景が描かれ、加藤さんとのつながりがより強固なものだと印象付けられました。二人が仲良くなったきっかけってこれなんでしょうか、妄想がはかどりますね。

 加藤さんは、今回のゆりちゃんとの会話もそうですが……なんでしょうね、距離の詰め方が苦手なのかな? 人当たりの良いネモ辺りともなんかギクシャクした感じだし、もこっちとは違うタイプのコミュ障ってことなのかな。初期のギャル感を思い出して!