わたモテ17巻
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! の感想をしたためていきます。ネタバレしてるので、先に本編を見てね
アプリ版ではないので2回遅れ

ガンガンオンライン次回更新日は5/21

いよいよ合宿編も最終章へ


あらすじ
 合宿3日目の授業が終わり、智子達は大浴場へ。智子の下の銀毛のことがバレ、盛り上がる智子達を遠巻きに眺める加藤さん。彼女は、夏帆と仲良くなった時のことを夏帆に尋ね……。


ギャランドゥを隠し抜け
 扉絵、雌猫組の4人がキャッキャしております。一つのベッドに小物を並べ、和気あいあいとした空気。いい匂いしそう うっちーが実にまともで何より……かつてはいつもこんな感じでしたね。宮崎さんは特にこの関係を大切に思っていそう。

 前話喪174からの続きで、合宿3日目の授業が終わりました。Bクラスのもこっち達には課題が出されるとのこと。Cクラスでは課題は無かったようです。一同は凪さんの点呼で一回部屋に戻ってから温泉に向かうことに。うっちーがウキウキでカワイイ。

 かくして場面は大浴場に。諸手を上げて喜び、胸を隠そうともしないみほさんを見かねて、湯気くんが責務を果たします。は? うっちーはなぜか気合の入った表情。もこっちを警戒してるんでしょうか? 様子が妙なことに気が付いていたんでしょうか。

 そのもこっち、自身の下の毛がに染まっていることに今更ながら気が付きました。バレてしまえば妙なキャラ付けをされ面倒になることは明白。銀のお毛けを隠し通すことを決意します。

 ただ、全裸でそれをやり通すのは至難の業。シャワーでかけ湯をしたもこっち、タオルで前面を隠しつつ、瞬獄殺か無想転生をほうふつとさせる動きで浴槽にフェードイン。更には飛び込んだ瞬間、タオルをお湯につけないマナーもこなす迅速かつ律儀な動き。ここまで完璧な動きなら、さすがに隠し通せ

みほさん「白!? 銀! クロちゃん染めてる!?」
もこっち(クソが!!)

 この衝撃的な事実にうっちーも思わず開眼。ゆりちゃんは「なんで? バカなの?」と理由を問うついでに煽りを忘れません。バカだよ

 あっさり見破られたもこっち、みほさんにキャイキャイ責め立てられ、下の毛の事実は周知のものに。もこっちの思わぬ奇行キャラクターに惚れ直した様子の凪さん。ここ、うっちーが目をつけるだけある、というのはどういうことなんでしょうか。うっちーに対する凪さんの評価が気になるところ。元々ちょっと変わったところがあると思ってたってこと? あと、かよのセリフが完全に読者目線で好き。

 しかし、情報が兵器になり得る現代、すでにもこっちの下の毛が銀に染まっていることを知っていた人物が一名いました。そう、われらが佐々木風夏その人、なぜかドヤ顔でマウントを取り始めます。なにその感じ デカい

 ここで唐突に、こみさんが下の毛をに染めたという染色経験をいきなり告白! どういうことだRX!
 いきなりの危険発言に警戒感を抱く風夏。伊藤さんでさえその事実をすぐにはかみ砕けない様子。キック・アスという映画に影響を受けたようです。いきなりぶっ飛び過ぎる行為だとは思いますが。あ、ゆうちゃんは引きっぱなしです。風夏、こみさんの調査には乗り出さないことを決意。賢明である。

 下の毛を染める発想と実行が、もこっちとこみさん二人してまったく同じだったのはニクい。やはり根っこが同じなんですねぇ。

 髪の毛をに染めたという話題を出し、美帆さんの質問攻めにあっていたもこっちに助け舟を出す加藤さん。しかしみほさんは当然ながら下まで染める発想に納得できず。もこっちは言葉を濁しますが、みほさん内緒話ということでもこっちに密着。肌と肌をくっつけるお姉さんムーブが実にかわいい。

 全裸同士の内緒話でお肌の触れ合いということになり、もこっちに勝ち目はありません。さっそくその理由をたどたどしくも説明。部屋に散らばる縮れ毛が加藤さんに見られて恥ずかしいから、目立たないようにとのこと。というかもこっち、そんな理由で染めたの……いじらしい??? のかな???

 みほさんも笑いながらツッコミ。そんな二人の仲睦まじい様子を、寂しげに見つめる加藤さんと、その加藤さんを見つめるKAHO。加藤さんはもこっちと急速に仲を縮めるみほさんに思うところがあるようですが、KAHOも加藤さんの心情を察知しているんでしょう。実に仲良し。

 みほさん、もこっちに「脱毛しろよ」と落ちる球でアドバイス。パ〇パンに抵抗のあるもこっちに「はいいのかよ!」と当然のツッコミ。ここ、一番左のふきだしは……みほさんでいいのかな? ツッコミの勢いがうっちー寄りっぽい気も。

 みほさん、「脱毛は普通、みんなやってる」と教えてくれます。それを聞いたもこっち、本能が視線を下に向けます。湯船の中にある答えを探す求道者ですね。

 そんなセクハラもこっちに、みほさんは両手を駆使した水鉄砲でカワイイお仕置き……と思いきや左側面から大波の奇襲が。仕掛けたのはうっちー。「ど〇ズが!」と最近のわたモテにおいてはわりとシャレにならない言葉でもこっちを糾弾。もこっちも内心で「クソ絵文字」と罵倒。仲いいねキミら……ええやん ここのうっちーほんと好き。


友達になった時
 お風呂の時間は終わり、ホテルから見える夜景を横並びで眺めるもこっちとゆりちゃん。そんな二人を見つめる加藤さん。合宿編を通し、加藤さんの疎外感というのがよく描かれています。

 加藤さんとKAHOはマッサージチェアに座りながら国立クラスのことについて雑談。KAHO、加藤さんと同じ大学にすればよかったと少しだけ後悔している心情を語ります。
 ……このコマにととのったこみさんがいるのは意図的なんでしょうかね。こんなヤベー奴がいるとは話が違うみたいな含みを感じるような感じないような。それにしてもこの人、まぁたサウナで仕上げて来たのか……伊藤さんすぐに隠して! 伊藤さん寝間着かわいいな!

 時刻はPM8時半過ぎ。合宿中は夜ごと行われていた加藤さんとのお勉強タイムということで、もこっちがおずおずと加藤さんに近寄ります。加藤さん、もこっちの様子を察したようで、今日は自由時間ということに。顔を明るくするもこっちがカワイイ。KAHO、ここでも何かを察している様子。

 もこっちとゆりちゃんが連れ立ってその場を去った後、加藤さんはKAHOに「どうやって仲良くなったんだっけ?」と語りかけます。加藤さんの真意というのは、もこっちともっと仲良くなりたいということでしょう。そこをKAHOに尋ねるというのは、加藤さん自身、もこっちと距離を詰める術が見当たらず行き詰っている感が出ています。

 という湿っぽい物語が紡がれそうなきっかけの会話の隣で、突然解脱を遂げ精神が浮かび上がるこみさん。伊藤さんはその霊体にばっちり視線を合わせています。こんなの草生えるだろ! 伊藤さん霊感持ちですかね? キモ霊感もち?

 隣の惨状は露知らず、KAHOは加藤さんから話しかけてきたから仲良くなったと説明。もこっちとの会話の様子を引き合いに、あんなお母さんみたいな感じではなく、と話します。このコマのKAHOが何を考えているのか、前回の特別編を見ればきっとわかるはず。すげえ気合の入ったコマですねぇ。

 お母さんっぽい、というのを指摘された加藤さんは意外そう。もこっちに対し庇護欲をそそられていた描写がけっこうありましたが、加藤さん自身はもこっちと親密な関係を築きたいと考えています。ただ、受験を控え、勉強に集中できないもこっちに厳しく接するべく、加藤さんの管理が必要なことも事実。KAHOが教えてくれた通り、保護者とその対象という関係性ではなく、あくまで対等な友達という関係を築けるんでしょうか。

 加藤さんの気持ちを察していたKAHO、もこっちと更に仲良くなれるアドバイスを送り、現世から遠ざかっていたこみさんをトントンだけで現実に引き戻す強者ムーブを披露します。KAHOすげえ……すげえよKAHO 風夏なら成す術なくやられていただろうぜ


全員合格は夢か目標か
 もこっちとゆりちゃんがホテル内を歩いていると、ロビーで勉強する学生たちの姿が。全て貸し切りということで勉強に集中できる環境が用意されています。

 二人に声をかけたのは凪さん、雌猫組4人が同じテーブルで勉強中、Bクラスに与えられた課題の解消に取り組んでいました。凪さんの提案で、ゆりちゃんともこっちも共に勉強することに。ここの凪さん角度がカワイ過ぎますね。

 かくして6人で勉強。もこっちがうっちーの隣に座るのはもちろん、凪さんの隣にゆりちゃんが座るのもなかなかのエモさ。

 宮崎さんは合宿が3日目まで終わったことを話題にし、明日で実質終わりということでほっとした様子。雌猫組はうっちーの提案で合宿に参加したようで、凪さんはうっちーが誘ってくれたことに感謝。やはり、雌猫組の中でも随一のリーダーシップを誇るのはうっちーなのです。凪さんとかよにあざとボケ―淡白ツッコミラインできてる!

 凪さん、「みんなで大学行きたら楽しそうだよな」と夢のあるお言葉。ちょっと砕けた言葉遣いたまらねぇぜ。それを受けたかよ、全員合格は難しいだろうとあきらめ気味。往々にして現実は厳しいものですから、これも当然と言えば当然の考え。

 そこでうっちーが話し始めます。去年、原幕の青学合格者は25名。今回、合宿に参加している中で青学を希望しているのは10人。全員合格は決して夢幻ではない、とうっちーは凪さんの言葉を強く肯定。もこっちと同じというだけでなく、雌猫組や他の志望者のみんなと共に合格を夢見るうっちー。彼女が希望を語るシーンは読者の胸を打ちます。が、ここの凪さんの笑顔が優し過ぎる……菩薩です、拝みましょう。お顔の輪郭が丸めなのもカワイイィ

 もこっちもデータに基づくうっちーを見直していましたが、突如うっちーはもこっちが下の毛を銀に染めた理由を詰問。恥ずかしい話を蒸し返され、もこっちは眉間にしわを寄せ強めに拒否。しかしそれがうっちーの嫉妬心に火を付けました。「あの女(ことみほさん)にだけ教えてなんで私に教えないの!(>Д<)」とこんな顔でお怒り。カワイイ この絵文字そっくりだな

 さらに凪さんまでうっちーに加勢し、ゆりちゃんも理由が気になるのでかばうことはせず、四面楚歌孤立無援のもこっちはたじたじ。かよは女6人揃って下の毛の話をすること自体に呆れています。正常です。ただ、読者に思考を教えてもくれない宮崎さんはどう感じてらっしゃるのか……うっちーに視線をやっていることだけは分かるんですが。


深夜の約束
 そんなこんなで時は過ぎ、合宿3日目も就寝を残すのみ。もこっちは眠りに……

なぜ!?

 すると、もこっちのスマホに着信が。寝ぼけ眼で確認すると、加藤さんからのメッセージでした。加藤さんともこっちは、午前5時半にロビーで待ち合わせをする約束をします。加藤さんのアイコンすげえな

 約束をしたはいいんですが、もこっちは睡魔に抗えずいきなり寝ちゃってます。合宿のスケジュールでは午前6時起床、30分早いだけとはいえアラーム設定したりしてないようですが、これ起きられるんでしょうかね。もこっちはやらかす人だと知っているだけに戦々恐々。さて、加藤さんの意図するところは……と言うことで〆。


合宿編もいよいよ大詰め
 KAHOのアドバイスを受け、加藤さんが何か行動を起こすことになるんでしょうか。先生と生徒、保護者と子供、興味と憧れ……加藤さんともこっちは互いのことを大切に思っていながら、心理的な壁は未だに取っ払われていません。ゆうちゃんとの邂逅で加藤さんのその辺りも和らいだと思ってたんですが、合宿中の風夏、みほさん辺りがどんどんもこっちと仲良くなる様子を見ていた加藤さんとしては、苦しい立場なのは当然です。

 ただ、今回はこみさんがMVP。今のわたモテをギャグ漫画たらしめる最大の要因は彼女が筆頭でしょう。ひとコマで全てを持っていくこの人(と伊藤さん)すごいわ……。 次点はさやか