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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! の感想をしたためていきます。

謹慎は続く


あらすじ
 謹慎生活3日目を終えた吉田さんと智子。放課後、部活に打ち込む伊藤さんと接し、吉田さんの心境に変化が見られ……。


誰もいない教室
 ようやく謹慎3日目が終了。前回の最後で1日目が終了したので、今回は謹慎生活の中編といったところでしょうか。
 おつかれ感漂う二人。吉田さんは冒頭でしていたネクタイをすぐに外します。言いつけは守る、だが校舎内だけでな! ってことでしょうか。

 吉田さんと別れ、教室に忘れた辞書を取りに行ったもこっちは、誰もいない3年5組の教室を目の当たりにして心に響くものがあったようです。友達に会いたくても会えない時間が続いているので、少し寂し気。


部活に励む伊藤さん
 先に校舎を出た吉田さんは、吹奏楽部で練習中だった伊藤さんと顔を合わせます。なんとも異色の取り合わせ。吉田さんから声をかけたということは、伊藤さんのことをクラスメイトとして認識していたことになります。球技大会時、いっしょに昼食を食べた仲、ということで覚えたんでしょうか。クレイジーメガネの友達という奇特な存在だからなのかも。
 伊藤さんとしては、吉田さんは、やはり学食の騒動でこみさんを粛正した人という印象が強かったようです。粛正とは穏やかじゃないですね

 おたがいに名前を伝え合い知り合いになったところで、伊藤さんはもこっちのことを言及。そこにてくてくやってきたもこっち、伊藤さんとごあいさつ。友達の友達はぎこちないものです。
 伊藤さんは「こと(小宮山)が黒木さんを心配していた」と教えてくれます。しかしもこっちの反応はドライどころか冷酷! 残忍! 「自分の頭ぁ心配しろよ」とボロッボロな言いよう。伊藤さん、反論どころか賛同します(!?)。
 吉田さんまで、こと=狂犬小宮山と知るや、イカレメガネとバッサリ。もこっちにまでド変態メガネと親友を罵られた伊藤さんは、さすがに反論……したかったようですが、あまりに適切なあだ名のためこれを断念。観察者伊藤さん、公平公正な態度は見習うべきところがありますね。

 吉田さんは3年の伊藤さんが所属する吹奏楽部の活動について話を向けます。なんと秋頃の文化祭まで活動があるようで、受験を控えた3年生にはつらいお話。個人練習をたびたび行っている描写がある伊藤さんなので、吹奏楽自体は大好きなようですが、両立は大変そうです。伊藤さんの進路は果たして?

 ここで一同の視線は部活動が行われているグラウンドへ。描写だけでも陸上、サッカー、野球など様々な種目が行われています。ここで、3人とも同じ人物を発見。もこっちの弟・智貴です。
 3人の心中を覗いてみると、もこっちは「弟がいる」とだけ。吉田さんは「智」と親しげに呼び、サッカー部であることを把握します。最後に問題の伊藤さん、こみさんの想い人という認識はあるようですが、「まとも過ぎてちょっと引く」とのこと!? こみさんと接し過ぎて人物認識がおかしくなっている弊害が出てるという何よりの証拠では……


応援のメッセージが届いています
 帰宅したもこっち、LINEを確認。劇中では5件以上のメッセージが。

 まずはゆりちゃん、「どう?」と一言で斬り込みますが、もこっちに伝わらず。あまりに返信が無くて心配なんでしょうが、もう少し、こう、具体的にと言うか……。

 続いてネモ。かわいい煽り顔と共にすっとぼけ系強キャラ主人公の鼻につくパロディセリフをぶつけてきます。オタっぽい文言は、ネモがこういうやり取りに憧れていたんだなぁという微笑ましさを感じますね。アニメパロなんてクラスでうまく演ってたら使う機会ないですもの。存分にぶつけられるもこっちに甘えるがいいや!

 次は加藤さん。ママらしく慈愛に満ちた言葉が並んでいます、が……最も言いたかったことは最後の2行あたりでしょうか。不足した蠱惑さもこっち分をなんとか補いたい加藤さん、せめて肉声だけでも、という欲求が滲みます。

 さて、次は……「くろきヒェッ まこっちかメガネさん経由かな……?

 ほか、岡田さんからも連絡が。もこっちと岡田さんも着実に仲良くなっているのがわかる嬉しい一コマ。変にもこっちを持ち上げることが無く、もこっち得意の下ネタがよく響く岡田さん、もこっちのツッコミ役とイジられ役としては最適だと思うんですよね。

 一連の連絡を確認したもこっち、加藤さんにだけLINEで返信し、電話はしないことに。慣れない謹慎生活で疲れているのもわかります、が……どうにも先延ばしにしてしまうのは良くないことです。この辺り、急に友達が増えたことで普段の連絡に慣れていない描写なんでしょうか? 時間が遅いということで気を遣ったのかも。せめてネモのネタには何らかの対応をしてさしあげろ


もこっちのいない3年5組
 翌日、3年5組の教室。加藤さんはもこっちからの返信を確認。たった一言、「大丈夫だよ」のみの味気ない内容です。加藤さんは電話をくれなかったことを気にし、避けられているのではないかと不安に思います。
 加藤さんの常識としては、仲良しの友達なら電話をくれる、ということでしょうか。再三電話を願っていた加藤さんの脆い部分が見え隠れ。喪155において、もこっちがやらかした据え膳固辞事件がここまで尾を引いたのか……。

 ここで、加藤さんの耳にゆりちゃんとネモの会話が。加藤さんよりもこっちと親しいはずの二人は、もこっちがあまりに返信しないことに軽い感じで愚痴っています。ネモの気安い感じがグッド
 これを知った加藤さん、満面の笑みを見せます。年相応の女の子っぽくていいと感じましたね。初期のクラスカースト最上位、高嶺の花という今までの印象の加藤さんとはまた違った一面。

 しかし、幸せは長く続きません。伊藤さんとこみさんの会話。伊藤さんが「黒木さんに会った」と発言した瞬間、クラスの空気は一変。どうにか友達の近況を知りたい加藤さんはこみさんの隣の席に腰掛け、ゆりちゃんとネモはこみさん達のほうに身を傾けます。居合わせただけの二木さんのカワイイこと
 どこでいつ会ったのか、ネモと加藤さんの事情聴取が伊藤さんを襲います。ゆりちゃんは吉田さんのことを尋ねます。いつもの4人を大事にしているゆりちゃん、もこっちと同じくらい心配なご様子。

 その最中、唐突なカットインを見せたのはご存知となりのクラスのはずのうっちー。これにはポテンシャルの高い二木さんも目で追いきれなかったらしくビックリです。
 そのうっちー、開口一番「キモかった?

お前何言ってるんだ?

 うっちーと面識がない様子の伊藤さん、これを冷静に否定。内さん面識ない相手にその質問したの? 不穏なのは、加藤さんの「ぴく」という表現。大切な人をけなされてお怒りのご様子。キモいって言うなってんだよ!
 しかし、キモいはずの黒木がキモくないことを知ったうっちー、伊藤さんの腕に寄りかかり、呆然としています。うっちーの脳内を考察するに……キモい=もこっちなので、キモくない=もこっちに異変が!? ってことでしょうか? なんだこれ どうでもいいよもう


加藤さんの心中いかに
 もこっちの情報に興味のないこみさん。実際どうでもいいと思ってる上に、マリーンズの話題のほうが優先順位はずっとか上。しかも、共通の友人のゆうちゃんがわざわざ近況を教えてくれます。
 ここで、ポロっと、もこっちとゆうちゃんが昨日のうちに電話で連絡を取っていたことを零してしまいます。それを聞いた加藤さんの目が攻撃色に変化。オープンキャンパス以来の激情を露わに。つまり、ゆうちゃんvs加藤さん……!?

 ドリームマッチに期待高まる読者を置いて、加藤さんの心情を探ってみましょう。
 あれほど求めていた電話での連絡を、自身を後回しにしてまっさきに行うゆうちゃんという存在は、加藤さんにとってはうらやましいものでしょう。もこっちの口から幾度となく語られる大切な存在。友人としてもセクハラ相手としても自身より立場が上の相手と知って、加藤さんの心中穏やかならざることは明白……もこっちのセクハラ攻撃を受けたいとすら考えているからこそ、距離が思うように縮まらない現状はなかなかの修羅場加減ですね。

 加藤さんの人付き合いの中に、もこっちのようなタイプは居なかったんでしょう。もこっちのほうも学内の友人で唯一加藤さんに連絡をしている辺り、一定の気を遣っているのが見て取れます。ヤマアラシのジレンマという言葉通り、両者の望む適切な立ち位置が見つかるといいんですが……。もう直接対決しかないのか


キバ子いたんだ
 ここで画面端にだれか……あっキバ子だ! 加藤さんが占有していたこみさんの隣の席ははキバ子のものでした。知らぬ間に席を奪われている陰キャあるあるを披露してしまうキバ子。やめにしませんか 完全に初期もこっちの立ち位置。

 行き場のなくなったキバ子、クラスで唯一頼れるまこっちに声をかけます。ルラギッタまこっちは専門学校の資料に目を通していました。友人に進路相談を受けたとのこと。あっ(察し)ふーん
 まこっちに親身にしてもらっているその友人が羨ましいのか、キバ子はまこっちに進路を決めてもらおうとしますが、まこっちは固辞。自身の進路ですからね、人頼りではいけません。いけませんね?(念押し)
 周囲の人々にとって、まこっちの信頼度が非常に高いことがうかがえる描写が続きます。こんなにマジメないい子が?


卒業旅行編のフラグ?
 生徒指導室にて、真剣な面持ちで資料に目を通す吉田さん。まこっちが持っていた資料と表紙がまったく同じ……ん? 妙だな
 部活動に励む伊藤さんや他の生徒を目の当たりにし、いよいよ自身の将来について焦燥感というか危機感が湧いてきた様子の吉田さん。彼女の心境を変えたものの中には、夜まで学業にいそしむもこっちの存在も含まれていたことでしょう。

 ところが、もこっちの方は吉田さんの真剣度を察しきれていないようで、車の免許取得を勧める的の外れたアドバイス。ちょっと苛立ちを見せる吉田さんですが、もこっちは気にせず、就職の他にも何かと役立つ資格であるとメリットを挙げ、「吉田さんが免許持ってりゃみんなで遊びにいけんじゃん?」と軽く提案。
 吉田さん、もこっちの口から出た「みんな」という言葉が意外だったようで、友人の変化を感じ取った様子。これを指摘されたもこっち、「陽キャみたいなことを言ってしまった」と赤面してうつむきます。カワイイ

 他愛なく遠慮のない二人の会話。もはや親友……!? やはりよしもこか。いつ出発する? 私も


手を取り合って
 夜、進路相談相手のまこっち(!?)に連絡している吉田さんの姿。まこっち…!
 喪158において萩野先生から進路選択用の資料を受け取っていた吉田さん。その時はあくびをするなどマジメに考えている節はなかったのですが、今回の描写から、まこっちに進路の相談していた様子。謹慎前から何らかのやり取りがあったことも考えられます。

 進路相談相手のまこっちに、吉田さんは「夏休みはバイトして免許取るから相談はもういいや」と軽い連絡。もこっちの提案は、思った以上に吉田さんの心に響いていた様子。もこっちや皆のためにひと肌脱ぐ意気を見せてくれたんでしょうか。
 しかし、時間を割いて親身に協力してくれているまこっちに、一方的な相談終了はいただけません。まこっちだって吉田さんのためを思って助けているわけですから、そんな勝手な言い分は

まこっち「吉田さんだけの問題じゃないんだよ! 一人だけで決めないで

 二人で決める将来……ぷ、プロポーズ(超意訳)だと……( ;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ (つд⊂)ゴシゴシ (つд⊂)ゴシゴシ (つд⊂)ゴシゴシ……





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